重度知的障害、自閉症のta-sanと二人で貧乏脱出

重度知的、自閉症、強度行動障害児と生活しているシングルファーザーです!私達に、助けなど無いと知り、恥を掻いても、みっともない生活でも、希望にかじりつき生きる親子のブログ

強度行動障害の思い出-2

◎はじめに



我が息子と、障害者に対して

不快な気持ちになる言葉が

書いて有ります





嫌な人は、スルーして下さい!





重度知的障害、自閉症の息子ta-sanと

父親papa の

四年前の思い出です!




今も

自閉症の困難は、多々あり

大変ですが

行動障害は、落ち着いています







我が子の、障害や

強度行動障害の受容って何なんでしょうかね?

段階を踏んで

慣れろと言う事かな?






それも、障害児育児に大事だと思うけど






人間として云々と言うより



母の覚悟でしょうか?





母親って凄いですよね!




育児ブログを読んでいると

良くわかります





papaは、受容が出来ているのかな〜?






9月終わり頃、久しぶりに

思い出深い場所に

一人で、ウォーキングをして来ました








◎歩く訓練の思い出













四年前の

この頃、ta-sanの行動障害は酷く

安定剤の薬物は増え

ta-sanを見た精神科医も入院を勧め

睡眠薬と、どんぷく薬の使用も勧められ

処方がされていました




そして

何の知識も無いpapaは

何をどうすれば良いのか分からず

オドオドするだけで

薬物に頼る毎日

その薬物も効かず?

錯乱している様な姿のta-sanを前に

いつも、頭の中は真っ白でした






親の過ちにより

ta-sanに精神薬と言う薬物を飲ませるたびに

papaの心は悶え苦しみ

申し訳無い気持ちで、いつも一杯になりました

その、薬物をta-sanに飲ませるために

飴玉で誘い、嘘を付き、褒め称え

強化するのです!

毎日の薬の時間には、涙が潤みました





こんな、ta-sanに寄り添いながら

やっとの思い出、離婚裁判を終わらせて





25年間、続けた仕事ともサヨナラをして




papaは自分の人生を捨てた様な

なんだか、ぼろぼろになった感じで

それでも、何とかしなきゃ!と思い





知識の無い頭で

とにかく

児相など、相談機関への

連絡をしなくてはと考え





男のプライドなのか?世間体なのか?

恥なのか?





先の事がわからない、恐怖心なのか?





受話器を手に取っては、置き

電話番号を押しては、消すを繰り返し





情けなくなり




やっとの思い出

意を決して,相談機関と話すも

相談機関は、上手く、上手に対応して

キッパリと、「こちらでは?」と





毎回、急ぎ早やに電話を切られ

答えはおろか

情報も無い

教えてくれ無い






その度に、意を決した心が折れました!





でも、今思えば

これはこれで、弱いpapaには良かったなって

今は、凄く思います





誰も、助け無い

自分で、やるしか無い

この気持ちが固まり

また、大事な事を、再確認出来たんだと思います








2人の事を、何も知らない

他人の言う事を聞いても

ta-sanにとって、何が正しいのか

分からなくなり

何も出来なくなります




幸せは、papaとta-sanと二人で掴むもので

誰も与え無いし、勝手に来る物でも無いし

二人でやるしかないと

あの時

強く思えたんだと思います





弱いpapaは

当たり前の

こんな事が再確認出来たんだと思います







そして

何を、どうすればいいか、わからない

四年前の

この頃




いつも

この、人が居ない一本道に来ました

毎日、毎日散歩です!





この道を、行ったり来たりします




散歩と言っても

そんな良いものでは無く

調教の様でした




大した距離はありませんが

何時間も居ました





限界が有るのか?無いのか?分から無いのか?




前も、後ろも見ずに



自分の世界だけを見ている様に

時には、下を向いたまま




全力で走り回るta-san




寒い冬でも

寒く無いのか?分から無いのか?

全力で

服、ズボンを脱ぎ捨てる




裸のまま

いつまでも草むらに潜り込み

出てこない




手を引き

引っ張り出すと





次には

水溜りの中に寝転び

大きな奇声を上げ

噛み付いてくる





棒を拾い、振り回して

石を投げてくる

これだけは?自慢出来るぐらいに上手い😔

凄い勢いで、的確に当てる





papaが油断をすると

あっと言う間に

田んぼにダイブ!





田んぼに、はまり出れないta-sanと

2人で、ドロドロ










それでも

毎日毎日お散歩した






「止まれ」「歩く」と、何度も言いながら

全力疾走の2人






道が何なのかさえも

分かっているのか?分かってないのか?






それでも

道を、それずに、真っ直ぐに

「歩く」「止まる」の練習






時折

ta-sanは、チョコンと座り込み

水路の流れる水を、じっと見つめる!






じっとして、真剣に見つめる

その姿は

まるで、小さな小さな

とても可愛い子供の仕草その物で

たまらない気持ちになりました





そして、疲れや、恐怖心から

解放されるこの時は

1時間でも、2時間でも付き合えました




そっと

後ろからハグもさせてくれました




汗まみれのta-sanだけど

その匂いを、そっと嗅ぐと


赤ちゃんの時の匂いと

同じ

何も変わらなかった

いつも、良い匂い





分娩室から出て来た時のあの匂い

変わらない






初めてta-sanを見た時に

本気で思ったのです





目も片方、あげる!

血も半分あげる!

何かあれば必ず守る




..............幸せにすると誓った!..............






今もなお



心も、体にも臭みが無くて



あの頃のまま




..............良い匂いの



....................ta-sanなんです






足はチョット、くちゃいけどね!





今現在は

お散歩が趣味で、上手です!



最後まで

ありがとうございました!




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