重度知的障害、自閉症のta-sanと二人で貧乏脱出

重度知的、自閉症、強度行動障害児と生活しているシングルファーザーです!私達に、助けなど無いと知り、恥を掻いても、みっともない生活でも、希望にかじりつき生きる親子のブログ

コロナのおかげで、ta-san超VIP待遇!情緒不安定により不登校気味だったけど、誰もいない学校が良いらしく、ウキウキ登校のta-san!コロナ、サンキュー😭情緒不安定も、登校拒否も治ったぜ〜!





我ながらあっぱれだ

良い事を、思いついたのです




近頃のta-sanは

学校で、卒業式練習やら

高校入学準備などの学校の環境変化により

いつもの、ルーティンが崩れ

精神が、不安定になりつつありました

また、学校全体にも、そわそわな雰囲気が

有り、それを良く感じ取るんだと思います



そこへ、コロナ騒動が湧いて出てきました



学校やデイなどでも、「手洗い、うがい」と

指導が強化され

コロナは、怖いと認識したta-sanは

さらに精神を崩し

治っていた「暴言」が、また出てきました

環境変化に対して、相当我慢をしている様でした


登校を拒否する行動や、単語を発する様にも

なっていました


不安や恐怖を、強く感じているta-sanの心は

沢山の恐怖体験を思い起こす様です


2月に行われた、避難訓練では

「学校が壊れて無くなるの」と言い

避難した、机の下から出られなくなりました

先生が、「大丈夫だ」と、何度も声をかけると

パニックになり、机を押して倒したそうです

いつも、落ち着いて出来ていた避難訓練では

初めての事です


これは、東日本大震災の時の、恐怖を

思い起こしたんだと思います

この所、3月11日震災の映像が沢山ありまし


給食にも手を付けず、空の水筒で

飲む行動を取りながら

いつまでも、ボ〜と外を見る日も

度々、出て来ました



そして、突然、先生に

「コロナが怖いです」と、言ったそうです



そして、「癇癪、パニック」も

頻繁に出て来て、拘りも増えて強くなりました


以前程の、酷い物では無いので

対処としては、1人にして、そっとしておけば

治りました


参考書などにも、他害の事実を作らない様

対処するなどと、良く書いてありますし

気持ちの落ち込みから

自律神経を崩してしまい、頻尿、嘔吐、下痢

全身の蕁麻疹を出したり

心身共に、崩れて行くta-sanなので


これまでは、学校をお休みさせ

睡眠を多く取ったりと、対処して来ました



しかし

成長したta-sanを試したいと思ったり

さらには、先に一歩進ませたい思いから

そっと、見守るのでは無く

以前の、酷い他害の時と同じ様に

暴言にも、関わって行きたいと思いました


しかしながら

参考書などにも、他害の事実を作らないと

ある様に、暴言に関わった事により

また、以前の様に精神を病んだり

行動障害が出てしまうかも知れないという

恐怖は、ありましたが



「暴言はダメだ」と、教えて行くと決めました




そして

パニックから暴言が出た日に

試しに、しっかりと叱って見ました



やはり、パニックが酷くなり

私に向かって来て、何度も叩かれました



凄く、久しぶりの他害に

胸が熱くなり、締め付けられ苦しかったですが

他害は、払い退け

「暴言はいけない」と叱りました



そして

散乱した物を、全てキチンと片付ける様

指示をしました



ta-sanは、自分で癇癪を抑え

片付けを、キチンとしていました



この時、私はやはり

久しぶりに見た他害に、気持ちが落胆し

今までのトラウマや見えぬ恐怖に

慄きました、辛かったですし

ヤッパリ、そっと見守り

癇癪、パニックが治るのを待てば

良かったのかと、後悔の念も出ました



そして

ta-sanの情緒を考慮しながらですが

学校の先生と連絡を密に取り、共有しながら

生活を送って行きました

時にta-sanは、ピリピリとした感情を出し

暴言が出ました


その時々に

「やめなさい」と、叱りましたが

他害は出ませんでした

先ほどの、一度だけでした


しかしながら、登校拒否は

強さを増していた様に思います



そんな折に

コロナで、休校が決まりました


ta-sanの事に、仕事の事にと

ヤキモキしながら

半場パニックになり、張り詰めた気持ちに

断念にも似た、諦め、開き直りがありました



そんな中

休校中にも、困難な家庭、子共には

学校の預かりも行いますと、連絡がありました

デイや、ヘルパーさんからも

連絡がありました。凄く、嬉しかったです



しかし

今の、ta-sanの状況や今までの事を思えば

家で休ませて、気持ちを休ませる事が

一番良い事だと思いましたし



そして、とりあえず、登校拒否を考えず

仕事の事を優先させ、デイ、ヘルパーさんを

使えば、おそらく上手く、生活が進み

私が、かなり楽を出来ますが

考えに、考えを重ね

学校に、お願いする事にしました



そして、ta-san

私の、罠にハマりました









登校には、申し込みが必要で

先生に聞くと、申し込みはta-sanのみと

言っていました



ta-san、先生を独り占めです



しかも、生徒のいない学校は

ピリピリムードも、無ければ

言い争いや、小競り合いも指導も無く

とても静かで、穏やかな空間です



授業も無いので

ta-sanの好きな事を、永遠とやるだけです

そして、先生がナイスガイです


校外授業と称して

連日お出かけをしてくれました



先生を、何人も引き連れ

牧場やら、ミニ動物園だったり

大型の植物販売店なんかも、行った様です



ta-san朝は、少し拒否しますが

ウキウキ家を出て、学校に向かいます

学校が良い様です



帰ってくるや否や

「お尻がいっぱい!オシッコ、うんこ〜」と

(牧場で、見てきた光景の事)

嬉しそうに教えてくれます

そして、給食では飲まない、大嫌いな牛乳も

牧場では飲んで

帰宅後、「牛乳が好きです」と言っていました


コロナの事、情緒の事を考えれば

学校はお休みさせて、家に居るのが

本当は、良かったですし

そうしようと、一度は決め

前記事にも、引き篭ると書きました



しかし

他害では無く、ちゃんと言葉と行動で

登校に強く拒否を求めるta-sanに対して

それでも、登校させる私の格闘もあり

何か、良いきっかけで

学校に、行く気にする事は出来ないかと

思っていて

これを、思いついたのです



コロナに苦しみ、亡くなった方々には

申し訳ない記事ですが



この事がきっかけ、経験となり

学校の苦痛が、少しでも取れればと思います



そして、いきなりお別れみたいになった

先生を、独り占めにして

楽しくやっているta-sanの事が

現金ですが、ちょっと嬉しかったです



しかし

お買い物、弁当作りに、学校の送り迎え

そして、お仕事と

全く自分の時間が無く

正直な所、苦しいです



頑張っています



なので、誰か

もふもふさせて下さい、お願いします

とても、寂しいのです

デートがしたくて限界です




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