重度知的障害、自閉症のta-sanと二人で貧乏脱出

重度知的、自閉症、強度行動障害児と生活しているシングルファーザーです!私達に、助けなど無いと知り、恥を掻いても、みっともない生活でも、希望にかじりつき生きる親子のブログ

療育で失敗した事

障害の子を療育するのは難しくたいへんだ。
強度行動障害や二次障害などがあれば、親は疲労困憊💦

療育どころではなくなってしまう!

でも、親は何とかしようと必死にSNSなどで療育法を探し、情報を収集する。

しかし!
snsなどの情報は断片的な物がほとんどだ。
良い部分ばかりが切りぬかれ、その子には効果の無い方法や行わない方がいい方法までもが、藁をも掴む思いでいる親にとっては、これで良いのだと、その情報に錯覚してしまう事がある。

参考書なども様々な物があるが、これらでも同じ事がおこる。
親が都合よく参考書の内容を切り抜き、理解は出来ていないのに、理解ができた様に解釈をし、これで良いのだと思い込む事がある。

精神科医や肩書きのある方に相談をし、その返答を鵜呑みにする事も間違いだと思う。
もちろん参考になる事がたくさんあり、ケースバイケースに対処ができる方達だが!
この方達はプロと言っても、やはり、医学的な意見や支援者目線での意見がほとんどだ。

効果のある方法もあると思うが、やはり断片的で一意見にしかすぎないと思う事が多い。

良い悪いは置いて!
親が一度ぐらい子供を叩いても、特にお咎めなど無い!
それよりも、障害児を必死に育てている苦労と辛さから、「一度や二度、間違いはあるし、本当に良く育てている」と称賛さえされる。
しかし!
支援者、施設職員、学校、病院関係者などが一度でも叩けば避難され、卑劣でクズな腐った卑怯な人間でプロとしても人としても、恥ずかしい人間だと罵倒されるのだ。

この違いから、良い事や当たり障りのない方法と言い方をするし、その様に講習などもうけているのだ。

tさんに合った療育法とは何だったのか?
今一度、考えてみたいと思う!

病院を使ったり、施設を使ったり、沢山の人の手を借りながら生きていく事になるが、どの場であても強く生き、そこで生き抜いてもらいたいのだ。

障害児の療育って本当に難しい💦
自分との戦いだし、全てが初めての経験だ。
だから!
ただただ、ひたすら必死に向き合い、親も一緒に成長していくしかないのだ!

ゆえに!
一対一で向き合える時間が多く、本気で向き合える親こそが、その子の療育のプロであるのだと思うのだ。

しかし!
わかっていても💦
家族構成や環境でうまく出来ない事も多々ある。
それでも、それも一つの経験とし、乗り越えたのなら!
それは、その先の人生に大きく影響して行くだろう。

障害に特効薬もユートピアも、そんな物はこの世に無いのだから!

......「ケンケンの振り返り事日記より」....