◎はじめに
今日は
支援学校に於ける
ta-sanとpapaと
そして、以前の担任先生の思い出話です
また
私は、障害者の医療や療育に携わる者では無く
ta-sanと言う
重度知的障害、自閉症の息子の親であると
いうだけで、教える立場には居ません!
私の、勝手な言い分です
いつも、すみません
記事の中で
癇癪、他害と書きますが
これは
寝転び暴れる、蹴り、殴る、噛み付く
物を投げ付ける、破壊する、引っ掻く、掴む
又は、自傷をする
この様な問題行動ですが
いわゆる、不良の暴力や嫌がらせでは無く
コミュニケーション能力に乏しい彼らの
要求を伝える1つのツールです
それだけでは、有りませんが
癇癪、他害、自傷は
私達の、生きていく上で大事な言葉と同様
彼らの、生きて行く上で大事な言葉で有ります
しかしながら
当然、
癇癪、他害自傷が良い訳がなく
これを、良い行動に変える必要があります
かなりの努力と
私の勝手な言い方ですが
一言で言えば
死ぬ程の覚悟が必要です
強い言い方ですが
やるしか有りません
◎譲歩が無い先生
ta-sanは、この頃
親の過ち、そして対応の不味さから
癇癪、他害が強化された
言葉が無く、コミュニケーション能力に乏しい
ta-sanは
完全に、癇癪、他害が言葉の一部になった
要求が有れば、癇癪、他害、自傷
拒否反応にも、癇癪、他害、自傷
注目にも、癇癪、他害、自傷
喋れず、伝える方法を
これしか持ち合わせていないのだから
当たり前だ
そんな中
ta-sanの担任になった先生
この先生のやり方を見たら
誰でも
教師の虐待を思うかもしれない!
酷いの一言しか無いと思う!
初めは私も疑った
この先生のやり方に
バトルも繰り広げた
この時、安定期にあった
ta-sanなのに
登校拒否も拍車がかかり
精神の不安定も繰り返し
ストレスは、増大され
家庭での行動障害は酷い物になって行った
手が震え
とても不器用なta-sanに
「自分で、やれ」
その一言だけ
そして
不器用なta-sanは
刺し子の授業(家庭科)が大嫌い
いつも怒り
何でも無理やり、やらせる
この先生が、ta-sanは、大嫌い
癇癪を起こし
先生に向かって行くta-san
時には、先生に道具も投げ付ける
しかし
この先生
全く動じない
それどころか
親の前でも何でも
ドアが響くほど怒り💢
一からやり直しをさせる
タコの様に赤くなり
鬼の様な形相で
壊れんばかりに、震えるta-san
絶対に引かず
最後までやらせる先生
私が居ようと
御構い無し
ある時
先生と本気で話し合った
私は
先生の、おかげで、家庭は酷いものだと言った
ta-sanの精神状態の事も
虐待され怒鳴られてきた
ta-sanに対して、叱ると言う副作用も
先生に解いたが
先生も、また私に、御自身の持論を
解いた
先生は、ta-sanの障害の事を良く分かっていて
本気だった
papaはこの先生と
沢山、沢山意見交換をした
先生は言った
「papaさんとta-sanを
将来楽にしたいんです
幸せになってもらいたいんです
お父さんは、行動障害と本気で戦っています
私も、戦います」
毎日毎日
遅刻をして来る、私とta-sanを
校舎の玄関で待ち構えてくれる先生
今日は40分過ぎの遅刻、さすがに
居ないだろうと思っていても待っている先生
「何かあれば、電話して下さい
ご自宅に行きます
執拗が有れば、朝も迎えに行きます」
いつも
そう、言ってくれた!
虐待と、とらわれ
自分が悪者になっても
持論を変えず
いつも厳しい担任先生
ta-sanの大っ嫌いな先生
朝の校舎の玄関で
先生を恐れて、暴れて先生を叩く所から
学校生活の、1日が始まる!
そんな
ta-sanの
今現在、1番の宝物
............担任先生
..................あなたの写真です......
二学期も終わり
三学期初め頃
いつもの様に遅刻登校のta-san
玄関で先生を見つけて
嬉しそうに
ニヤリ!
先生が、出張でお休みの時には
玄関で先生を必死に探すta-san
居ないとわかると
下を向いて、ちょっと寂しそう
恐怖症の有るta-sanは
この頃、
恐怖心が出れば
この先生に抱きつき
安定、安心をもらっていた!
担任先生は残念な事に
本当は次の年も居る予定だったのに
先生の親が倒れ
故郷に帰り、教員を辞めざる終えなくなった
いつも
強度行動障害の有る、我が子に
刺し子を教えてくれた
担任先生
一針、一針
丁寧に教えて下さった
..............叩かれても、一針
....................投げつけても、一針
命がけの一針
魂の一針
今はもう、いない先生
しかし
ta-sanの胸の中には
先生の思いが、ちゃんと届き
いつも先生が居る様だ
「自分でやる」という
とても大事な成長を付けてくれた先生
刺し子という作業から
障害が有る我が子の、人生を広げてくれた
先生
私達親子の
..............命の恩人でしか無い
◎最後に
papaは
支援学校の先生を
沢山見てきた
小さな女子先生が
自分よりも
とても大きな男子生徒に迫られても
一歩も引かず
指導する場面も見てきた!
痣も有る
先生も
命がけだ
そんな先生方の
「ダメだ」と、命をかけた指導を
家庭では「良し」とすれば
その大事な指導は死ぬ!意味を成さない!
支援学校では
トイレ指導や
お風呂学習
様々な指導がある
無理やりの時もあるかもしれない
それでも先生と共に子供を成長させて
もらえたらと思う
支援学校の先生は子供の為に本気です
因みに
papaは、ta-sanと共に
支援学校の先生に
成長させて頂きました
何とも
情けないダメダメpapaなんです😂
担任先生が、いなくなる日
papaのありったけの「ありがとう」を
伝えに行ったら
担任先生が最後に言った
「私は、何もしていません
ta-sanの教師をしただけです
家庭でお父さんががんばってくれたから
ta-sanは成長したんですよ
最後に、お父さんに怒られなくて良かった
ありがとう御座いました」と、言った!
誰が正しく
凄いのか
バカな私にもわかる
............支援学校の先生
.................スーパーティーチャーですね
ta-sanとpapaの事、思いを
書かせて頂きました
すみませんでした!